社長のひとりごと [PRESIDENT'S BLOG] 日常の様々な出来事を徒然なるままに

『和』の作法講座

~『和』の作法~を学ぶ機会をいただきました。

懐石膳をいただく際の作法に、色々な留意点があることに新鮮な驚きがありました。

日本人がもつ気配り・他人を思いやる精神が、箸の使い方ひとつにも反映されていて

いい勉強になりました。

 

【食事をいただく際のタブー】

そで越し       右側にある器を左手で取ったり、右側の物を左手で取ること

膳越し        大皿から取った料理を小皿に移さないで、直接口に運ぶこと

犬食い        背中を丸めて、食器に被さるようにして口に近づけて食べること

にらみ食い      口元に持っている器越に、人をじろりと見ながら食べること、

           もしくは食べながら次に何を食べようかキョロキョロ見渡すこと

手皿         食べ物を口に運ぶとき、空いている方の手の平をお皿のようにして口元に持っていくこと

返し箸        口をつけた箸先を逆にして、元の方で食べ物を取ること

 

            手皿や返し箸は、行儀がよいと思っていましたが、作法的にはダメ。

            手皿はやめて、小皿やお椀のふたを使うべし。女性には懐紙を使うことをお勧めします。

 

    割り箸を割るときは、両手で水平にもち、右手で箸の中ほどを手前に引いて割ります。

    左右に座っていらっしゃる方々への配慮から、割り箸を割る時はこのように上下運動で。

    箸置きがなければ、箸を包んでいた紙袋を丸めて使うこと

 

この講習を終え、4人で食事に行きましたが、僕の箸はいつも小皿のまたがっておかれていました。

箸置きがすぐ横にあるのに・・・・。

一夜漬けの所作はすぐにはがれてしまうので、これからしっかり会得していきたいと痛感しました。

 

 

 

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(左から 堤先生 落合社長 僕 北出社長)

 

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