パイプを挿入する穴とネジ溝の位相関係がボールスクリューの性能を左右します。
ナット内径部のベストポジションにネジを切るにはNC旋盤の技術が必要となります。
冨士精機では、永年培った技術力で、誤差30ミクロン以内の位置決めを実現しております。
研磨品超高性能ボールスクリューから転造ボールスクリューまで、用途や精度に応じて製造工程を変えております。
転造ボールスクリューには量産性と低コストが要求されます。
【通常の製造工程】
ブランク加工 ⇒ マシニング加工 ⇒ 内径ネジ切り加工
を逆転させ
ブランク加工 ⇒ 内径ネジ切り加工 ⇒ マシニング加工
に変えることにより量産化&低コストを実現しています。
とはいえ要求される精度は厳しく、ネジ溝とボール穴との位相関係をベストポジションに加工するために弊社独自の加工冶具を製作しております。