社長のひとりごと [PRESIDENT'S BLOG] 日常の様々な出来事を徒然なるままに

甲子園球場

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甲子園球場で夏の高等学校野球選手権が始まった。 大会第2日目 夏の甲子園を久しぶりに訪れました。  

高校時代の友人小野君が北海道新聞に勤めていますが、この日は南北海道代表・北海高校の1回戦の

取材に同行することになりました。春の選抜でベスト8に残った北海高校。大阪からも2人の選手がレギュラーで

活躍しています。そのうちのひとりが、ショートを守る森君。

 

P1000469.JPG試合前、応援団の一群に交じって中学生を発見。 

『君らは大阪の泉佐野から来ているようだが、

北海高校との関係は?』、早速取材開始。

『ハイ、僕たちは泉佐野のボーイズシニアチームの

メンバーですが、北海のショート森さんが僕たちの

先輩です』。

このやりとりで、試合に入るとついつい森君に

目がいった。                   

相手は高知県の強豪、明徳義塾。先制されたが

すぐに追いつく展開で、北海もよく粘っていた。

森君も難しいゴロをよくさばき、華麗な守備を

見せていました。後輩たちもその都度、先輩の好プレーに拍手喝さいを送っていました。

 

実は、僕も中学校・高校と野球に明け暮れる毎日を送っていました。当時は家の近くの高校に行こうと考えていました。

中学3年生の時、校長先生に往復ハガキで『今は野球部のない学校ですが、僕が入学してつくることはできますか?』との

問いに、返信ハガキで本校の方針で野球部はできません、との返事でした。そんな折にBIGニュースが。

当時、私学7強豪といわれた大鉄高校に生野高校が勝ったのです。強いところで野球がしたくてたまらず、迷わず生野高校

にいきました。本気で甲子園にあこがれていたんですね。ショート・1番、これが僕の指定席でした。

ですから、ショート森君の動きについ注目していました。

 

同点で迎えた9回裏の明徳の攻撃。先頭バッターヒット。続くバッターがセカンドゴロ。ゲッツーかと思いきや、

セカンドがショートに悪送球エラー。続くバッターがショートゴロ。これを、これまでいいフィールディングを見せて

いた森君が痛恨のファンブル!固くなっていたんでしょう・・・。次のバッターがサヨナラヒットでゲームセット。

北海が敗れました。

 

アルプススタンドをでて、出口付近で立っていると森君のお母さんが泣きながら、他の保護者の方にエラーして

すみませんでした、と謝っておられました。『お母さん、そんなことないですよ。再三の好プレーで味方のピッチャーを

救っていましたよ、彼の好プレーがなければ序盤に大量点が入っていましたよ』。正直な感想を述べました。

お母さんは黙ってうなずいておられました。

 

イニングの合間にオーロラビジョンで流れた『栄冠は君に輝く』。この唄を聞くと高校時代を思い出します。

 

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 ♪ 雲は湧き 光あふれて
   天高く 純白の球 今日ぞ飛ぶ

     若人よ いざ まなじりは歓呼にこたえ
      いさぎよし 微笑む希望
       ああ栄冠は 君に輝く ♪

 

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