2018/09/11
2018年 全米オープン
これ読んで、やっとスッキリした⬇︎
【読売新聞引用】
先ごろ惜しまれながら亡くなった桂歌丸さんは、じかに拝聴したにちがいない。その師匠、古今亭今輔に名言がある。
<迎えの拍手はきのうまでの人気、降りる時の拍手は今の人気>
◆大坂なおみ選手(20)に迎えの拍手はどう聞こえたろう。テニスの全米オープン決勝はセリーナ・ウィリアムズ選手(36)の女王復帰を望む観衆で埋まった。完全アウェーである。そのうえ審判の判定を機にブーイングがわき起こった...
◆サービスエースを決めても、ざわざわするだけ...。よく踏ん張れたものである。大坂選手が日本勢として初めて、世界の四大大会を制した
◆それにしても表彰式までブーイングとは大会の品位を貶(おとし)めるものだろう。だがそこを2人が救った。
「もうブーイングはやめて」と元女王がいい、大坂選手は「みんながセリーナを応援していたのは知っています
こんな終わり方ですみません。試合を見に来てくれてありがとう」。空気は一変して、温かな拍手が会場をつつんだ
◆テニスの強さばかりではない。やさしさ、素直さに心を動かされたのだろう。新女王が初々しく誕生した。
おあとが大変よろしい。