2011/07/08
岩手・釜石 ボランティア その1
7月8日(金)~10日(日) 仲間と岩手県へ行ってきました。岩手県には8年前から毎年一回サイクリングツァーに
行っていますが、そのご縁で岩手県にたくさんの仲間ができました。今年のサイクリングは、震災がありましたので
早々に中止の決定をしましたが、意味のない自粛を止め、岩手ボランティアに行こうということになりました。
7月8日(金)午前7時40分発のJALで花巻空港へ。ここからバスで釜石まで約100Kmの行程。遠野を経由し
仙人峠を越え釜石のボランティア・センターに着いたのが11時。ここで県庁職員の小笠原さんと3か月ぶりの対面。
元気そうで安心しました。センター係りの方の指示で、ここから車で15分に位置する場所での活動が決まりました。
釜石市唐丹町片岸地区での廃材処理です。南リアス線唐丹駅の北部、鮭川に面した集落にあった民家は
跡形もなく、基礎部分だけがむき出しの状態で残っていました。
瓦、コンクリート、金属、それ以外の物質の4区分での処理をやりました。約3時間の活動でしたが、12人が
力を合わせて予想以上の成果で作業を終えました。
遠野に帰る途中、釜石シーウェーブス(ラグビー)の
クラブハウスに立ち寄り、事務局長の増田さんにご挨拶。
平野で和菓子を営む友人の清水君が手土産に持たせてくれた
"どら焼き"を進呈しました。夕方の6時30分からナイター練習を
すると聞きましたが遠野に帰るため、見学できず残念でした。
(左から 上野 川住 松森 浅利夫人 川住夫人 渡辺
増田母娘 小山 北出 手前・浅利 敬称略)
遠野に着いて、ホテルでひと風呂浴び、館内で夕食前に"遠野の語り部"を拝聴しました。
『座敷わらし』 『豆腐とこんにゃく』等、遠野を代表するお話に耳を傾けました。話の合間に
おばさんが体験したこの度の震災の生々しいお話も聞かせていただきました。
その夜、ある地元企業のグループ一行と話が弾み、街で一緒に呑むことになりました。
彼女の次男が釜石に自動車免許の試験を受けに行き、消防士の
ご長男がそれを迎えに行った折に震災にあったらしい。
二日間、携帯での連絡が取れず、津波に巻き込まれたと
あきらめかけていたら、13日に二人してひょっこり自宅に帰って
きたらしい。二日間かけて釜石から遠野までの約50Kmを、
てくてく歩いて帰ってきたらしい。感動やなァ!