2011/08/22
営業戦略
反面、営業利益の増減にかかわる非常に大切で責任の
かかる要素でもあります。
ビジネスホテル業界において顧客満足度第1位に君臨する
スーパーホテル。とある番組で、このホテルチェーンがもつ
様々な工夫や独自の考え方が紹介されましたが、なるほど
と納得することばかりでがした。
1.鍵のない暗証番号制度キー
2.チェックアウトなし
3.好きな枕をチョイスできる
4.部屋の防音性にこだわる
5.足のないベッド
それぞれ、どういう形で経費節減、顧客満足向上につながるのか紐解いていくと。
1.2はチェックアウトなしにつながる項目。入室時に前金でチェックイン。
チェックアウト時にフロント業務が集中し、人手がいることからこれを排除。
お客さんを待たせることもないし、人件費をカットできる。
3.4は快適な睡眠を提供するツール。大阪府立大学と提携して睡眠を研究しているところから
でた発想だ。部屋の壁の防音はもちろん、ドアの隙間にもゴムパッキンをはめ込み遮音性を高め、
心地よい睡眠を提供するものである。枕についても同研究所の意向が反映されている。
5はベッドの下が掃除しにくいので、足がないと清掃時間を短縮できるらしい。
これら以外に、、顧客のデータを全国チェーンレベルで共有化を図り例えば、過去に一度でも
宿泊の経験があれば、予め社名の入った領収書を用意しておき、すぐにお客様に渡せるという
サービスもある。
また、自社で掘った天然温泉共同風呂を設備している店舗が多いが、これは各部屋で入浴されるより
共同浴場で入っていただいた方が光熱費の軽減につながるようだ。
年商182億 稼働率89%を誇るスーパーホテルにはこんな秘密があったようだ。
また、各チェーン店を任せるマネージャー及びサブマネージャーを夫婦ものに任せるという
ユニークな制度がこのホテルの特色だ。
現在全国101店舗中、90%の店舗で夫婦がマネージメントをしているらしいが
なかでも圧巻は、旭川店の稼働率100%。これはすごい!
チェックイン予定時刻を過ぎても入室されないお客さんには、こちらから電話を入れ意向を聞く。
キャンセルの確認が取れたら、すぐキャンセル待ちのお客さんに連絡を入れるというシステム。
将来の目的のために頑張る夫婦は、経営意識が高いので自主的に動くので成績は上がるはずだ。
恐るべし、いやお見事!スーパーホテル。