2011/09/16
万協製薬訪問
公開例会の打ち合わせで多気町を訪れました。
午前11時にM&Gキタデの北出社長と大阪を
出発。名阪道経由で多気町へ。昼食の時間に
重なったので、今回予定していた地元の鰻や『膳』に
電話を入れたところ、先の台風による増水で
お店が水に浸かり、復旧に11月中旬までかかるとか。
被害の大きさを改めて知ることに。
多気町役場に午後2時到着。盟友、岸川さんと
2ヶ月ぶりの対面。沖縄大学からインターンシップで
来ている布垣さんを紹介されました。今日は我々と行動を共にするそうです。
役場で今回の訪問趣旨を確認しました。
本日の最終訪問予定の県立相可高校の村林先生は、お姉さまが危篤で急きょ名古屋に帰られたとかで対面は次回に持ち越すことに。
早速3時の約束でアポを取っていただいている万協製薬の松浦社長に会いに行きました。
会社に到着するなり、他のお客さんとの兼ね合いで、まずフィギア館を訪れました。松浦社長のコレクションを集めた
さながら博物館のようす。僕たちの世代のヒーローが「ずらりと並ぶ光景は圧巻だ!
ウルトラマン 仮面ライダー ゴジラ サンダーバード スパイダーマン、そしてそれらをわきで固める怪獣たち。
等身大の仮面ライダーは松浦さんの手作りとか。
まるで今にも動きそうな迫力満点のフィギアです。
この後、会議室にお招きいただき本来の目的である
"まごごろteaハンドジェル"の開発物語の取材をさせていただきました。
高校生レストランは相可高校の食物課の生徒が主役でしたが、この
まごジェルは生産経済課の生徒さんたちと万協製薬さんとのソーシャルビジネスです。やはり仕掛け人は岸川さん。
氏が松浦社長に地元の農産物を使った製品を作りたいと松浦社長に持ちかけたのが始まり。
企画の段階から生徒の意見を最大限取り入れて造ることにこだわるが故にガマンの連続だったようです。
パッケージやチューブのデザインも高校生たちが描いたデッサンが見事に反映されています。
若者の能力を引き出すことに長けた岸川氏。
経営品質大賞を受賞するほどの優秀な企業のトップである松浦氏。
僕の印象は「ふたりの大人が真剣に高校生の夢を実現させた」、ように感じました。