2012/04/12
地元企業
早朝の散歩中に、地元の優秀な企業を発見。
サグラスレンズメーカーの 『TALEX』。 僕の住む町にある。
眼鏡レンズは今の大阪市生野区が発祥の地と云われている。
生野区田島。
その発端は天保2年(西暦1831年)当時の摂津国田島村の農家に生まれた石田太次郎氏の功績が大きいと云われている。
田島村で生まれた石田太次郎氏は足が不自由で、
田畑で働くことができなかったので、丹波の国で眼鏡製造の技術を学んだそうだ。
石田太次郎氏はこの技術を村人に伝承し、眼鏡製造の技術は村の家庭産業にまで発達した。
かくて田島村は、純農村から脱皮し、眼鏡レンズの製造は農家の副業として脚光を浴びることとなった。当時は手作業だったが、大正の初めには電力が引かれ、次第に専業者が増加したことで、生産高が激増した。
その結果、国内だけでなく、外国へも輸出する日本一の眼鏡レンズ生産地になった。